伝説の名車アルピーヌA110の現代版が、ジュネーブショーでついに市販モデルをお披露目した。既に完売している1955台の限定モデル、プレミア・エディションは、250psを発生する1.8Lターボをミッドシップする。車両重量は1080kgと極めて軽量なだけに、動力性能も0−100km/hが4.5秒を誇る。また毎日気軽に乗れるように、サスペンションはコンフォート性能も十分に備えている点が、アルファロメオ4Cとは異なる点のようだ。価格的にはポルシェ・ケイマンを下回る辺りとなるだけに、我々にとっても比較的に身近な1台となりそうである。日本への上陸が待ち遠しい1台だ。
カテゴリー: 【On The Wheels】
BMW5Series TestDrive【On the Wheels】
フルモデルチェンジしたBMW5シリーズを早速テストドライブ。果たして新世代の5シリーズはどのようなクルマに仕上がっていたのか?
ミニ新型クロスオーバーでロンドン近郊を行く【On the Wheels】
日本でも2月23日に発表が予定されているミニの新型クロスオーバーをひと足先にイギリスで試乗した。今回のクロスオーバーは、BMWのX1と基本アーキテクチャを共用するモデルとなり、日本ではディーゼルエンジンがメインのモデルとなる予定だ。今回試乗したのはガソリンのクーパーSだったが、果たしてディーゼルはさらにトルクが大きく400Nmを発生するのだから期待できる。果たして新世代のミニ・クロスオーバーの実力はいかに? また併せて現代のミニ論についても言及している。
マツダ新型CX-5を雪上で試す【On the Wheels】
マツダの送り出した新型CX-5。これを北海道のテストコースで雪上試乗した。スカイアクティブ技術を使ったモデルとしては、ついに第2世代の到来を告げる新型CX-5だが、果たしてその中身には秘密が隠されていた。これまでの技術をさらにブラッシュアップして、デザインの精度が向上し、クオリティも大幅進化。さらに2.2Lディーゼル・エンジンはナチュラル・サウンド周波数コントロール等を備えて進化した他、i-ACTIV AWDも進化。加えて乗り心地はもちろん、静粛性も大幅に向上している。しかし、これらの進化を支えるのは、実は全く新しい技術ではない…というのが今回のポイントだ。
スバルBRZ GT公道試乗【On the Wheels】
スバルBRZに新たに追加された新グレードである「GT」をついに公道で試乗することができました。2.0Lの水平対向4気筒エンジンを搭載するこのFRスポーツカーに、GTではザックス社製サスペンションとブレンボ社製ブレーキを与えたのが特徴。その走りはいかに? 動画の最後で河口まなぶがポロっと一言…。
快感の、広島製イタリアン【On the Wheels】
マツダ・ロードスターの、新たな価値。【On the Wheels】
マツダ・ロードスターに、新たにRFというモデルが追加された。
RFとは、リトラクタブル・ファストバック。言葉の通り、美しいファストバックスタイルを持ちながらも、ドライバーの頭上のルーフが取り払われ、リアウインドーとともに格納される。
ご存知のようにロードスターは、幌製のソフトトップを備えたモデルが主役である。先代にもハードルーフを格納する、RHT(リトラクタブル・ハード・トップ)は存在したが、これはソフトトップと同様にルーフの全てを収納する形をとっていた。
しかし、RFは思い切ってリアのピラーを残したオープン形状をあえて選択した。
結果、美しい後ろ姿が印象的な新たなモデルが誕生したわけだ。
そしてそこには、ロードスターの新たな価値や可能性も同時に生まれたのだ。
再挑戦【まなブログ for Life Goes On】
2010年3月から、当時話題になっていたUstreamを使って「LOVECARS!TV!」という生放送を配信していた。
日本カー・オブ・ザ・イヤーを公式に中継したり、ニュル24時間レース会場から配信をしたり、ホンダ青山本社ショールームを借り切ってNSXコンセプトとともに配信をしたり、ポルシェのテストコースから試乗会をライブしたり、様々なゲストに登場してもらったり、フランスのミシュラン本社からライブを行ったり…と実にチャレンジングなことをしていた。
しかも、少数精鋭かつギャラが発生するわけでもないのに、4年以上の長きに渡って毎週金曜日の夜に配信していた。
いま、それらのアーカイブはまだUstreamで見ることができるが、改めて見ると青臭く、微笑ましく、安っぽく、けれどこれ以上ないほど頼もしく、何の見返りも期待せずにとにかくひたむきに頑張っている姿が自分自身で羨ましく思える。
UstreamのLOVECARS!TV!を始めたことは、それまでの僕を大きく変えてくれたし、その後の様々に大きな影響を与えた。そして今の僕がここにいて、こうして記しているのは、あの時の僕がむこうみずに走っていたからだと確信する。
最後の配信を行なってから、どのくらいの期間が過ぎただろうか。もちろんその間も、とても充実した時間を過ごしたし、定期的な配信から解放されたことで実に様々なことに挑戦することもできた。また同時にYoutubeで配信している試乗動画のチャンネルで「LOVECARS!TV!」の名前を継承して、今日まで続けてきた。
そうして僕はまた少し、あの頃とは違った僕になったような気がする。
この数年は、大人としての趣味を存分に楽しんできた。自転車、スイム、ラン、トライアスロン、サーフィン、モーターサイクル…そうして僕の自動車観もまた少し変わったのだと思う。
ただ、僕は相変わらず仕事としてクルマについて語ったり、記したり、配信したりしていることには変わりない。そして時間とともに、当時は制限のあった発信もさらに自由に行えるようになった。
そんな空気感をして、僕は機が熟した、と思えたのだった。
だからもう一度、配信を行なってみようかなと考えた。Ustreamは日本から撤退したけれど、これも僕がずっと手がけてきたYoutubeで、いまはライブも配信できるし、それがアーカイブにもなる。
ならばそれを使って、やってみようと思ったのだ。
というわけで、LOVECARS!TV!をもう一度、やることにした。
もはや時代も変わったし、様々な環境は変わった。だから、そうした中でどんなことができるかを試してみるつもりだ。
改めてのLOVECARS!TV!は名前をつけようか? それともそのままいこうか? On the Wheels by LOVECARS!TV! かな? いろいろと考えている。
11月のどこかの金曜日から、始めようと思う。
大人、GT-R。【On The Wheels】
2007年の登場から既に、9年が経過した日産GT-R。日本が世界に誇るスーパースポーツは、2017年モデルで”完熟”の領域へと達し、大人のためのスーパースポーツへと進化した。
昨今、様々なスーパースポーツが選べる時代になったが、そこであえて日本のスーパースポーツと生活をともにする、というのも悪くない選択のように思える。
9年の歳月が流れ、GT-Rは味わい深さを手に入れた。特にプレミアム・エディションは、日常使いをも厭わない快適性を手に入れており、まさに「大人、GT-R。」というコピーが相応しい1台である。